メルセデス・ベンツ 新型Eクラスクーペを発売
メルセデス・ベンツは、新型Eクラスに2ドアクーペモデルのE350クーペ、E550クーペを追加設定した。
新型Eクラスクーペは、5月にフルモデルチェンジしたEクラスセダンと共通するスタイリングと上質なインテリア、走行性能に加え、クーペモデルの伝統であるピラーレスサイドウィンドウ、さらには独自のフロントグリルにより美しさとスポーティさを融合したデザインとなっている。
Eクラスクーペの復活は14年ぶり。
新型Eクラスクーペのインテリアは、ゆとりある空間設計と4座独立式のシートコンセプトを採用し、前後シート間隔は789㎜と大人4人がゆったり過ごすことができる室内空間を実現するとともに、後席乗車時に前席を倒すだけで自動的に電動で前席が前後移動するイージーエントリー(リヤ)が装備される。
E350クーペは、3.5LのV6DOHCエンジンを搭載し、走行状況に応じて減衰力を自動調整するセレクティブダンピングシステムを搭載したアジリティコントロールサスペンションを採用した。
また、E550クーペには、5.5LのV6DOHCエンジンを搭載し、連続可変制御ダンパーを備えた電子制御エアサスペンションシステム「ダイナミックハンドリングパッケージ」を採用した。
両モデルともに速度や走行状況によってパワーアシスト量を調整する「パラメーターステアリング」が標準装備される。
新型Eクラスクーペでは安全面がより強化されており、軽量高剛性の高張力鉄板、アルミニウム、樹脂素材などのさまざまな素材を適所に使用し、乗員保護性能をいっそう高めるボディとなっている。
さらに、9つのエアバックや居眠り運転防止装置「アテンションアシスト」などを全車に装備している。
環境性能では、メルセデスの最新環境テクノロジーであるブルーエフィシエンシーによる燃費効率の改善が図られ、駆動ロスを低減する省エネルギータイプのオルタネーターやパワーステアリングポンプ、エコタイヤを採用している。
燃費向上に貢献する空力性能は量産車トップレベルのCd値0.24を実現した。
E350クーペは平成17年排出ガス基準75%低減レベル認定を、E550クーペは平成17年排出ガス基準50%低減レベル認定を取得している。
価格は、E350クーペが860万円、E550クーペが1095万円。
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